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ドラクエ10のお遊び日記
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2024/03/19 (Tue)                  [PR]
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2016/12/19 (Mon)                  イラン その2 何かあった飛行機
イランという国は想像以上に「大丈夫♪」なんですけどね。
旅行としては、けっこう大変。

まず遠いんですよね。
時差は5時間半なので、約8時間差のヨーロッパや9時間差のアメリカより近い気がしますが、直行便がないし、日本と緯度的に平行に近いので、移動が大変(ヨーロッパは近道したければ北極圏付近を通る便を使うので、地図で見るより早いのです)。

今回のキャリアはエミレーツ(UAE本拠)で、関西空港発・ドバイ経由・テヘラン行 でした。

エミレーツ、お安いんです。だからツアー代も抑えられるということで、エミレーツ使うツアー多いです。
2,3年前はイランツアーが大手の旅行社でも散見されたんですが、今回は有名旅行社では1社のみ、それも1コースのみで選択の余地がなく・・・リア友がエミレーツで働いているのでアレですが、機内サービスという点においてワタクシ、エミレーツはキライでございます(・_・;)
良いクルーも時々は居るんですが、目に余るクルーがすごく多い。
社内教育が甘いのか、クルー個人の資質に左右されている。
なので、東アジア発着路線には中国・韓国系のクルーが多いのも問題かもしれません。クルーの個人的な部分でサービスの質が左右されるなら、反日国家のクルーが多数を占めると日本人は損ですね。
極度に親切にしろとか媚びへつらえとか、満面の笑みをたたえろとか思いませんけど、サービス業に必要な基本的なホスピタリティがないのとか、客に見えるところで化粧を直すとか、通路の前で口へ手も当てずに大あくびをするとか、降りる時に「ありがとうございました」と言いながら壁にもたれているとか、欧米客に日本人と間違えられて片言の日本語で嬉しげに話しかけられムッとした顔で英語で全否定するとか・・・。
関空離発着でその顔なら、日本人と区別が付かなくたって当然でしょうに。
更にヒドいこともありました。
一人二人ならたまたまかと思いますし、韓国中国系だけなら仕方がないと思う部分もあるけど、日本人クルー以外ほとんど「いやそれ接客マナーおかしいよ」なんですヨネ。
日本人クルーもおかしいのかもしれないけど、大きな遠距離機体でも日本人そんなにたくさん乗ってなく、エコノミーには2人ぐらいしかいないから気づかない・・・。

ちなみに、機内サービスに対する評価は国際的に高いです。
まあ、
・Eメール送受信やSMSを座席に居たまま利用できる
・一部機材では長時間飛行の際、夜間に機内の天井に星空が広がる様なムードライティングの演出がなされている。時差ボケ解消に有効だ
・英語が堪能である必要があり、二ヶ国語以上話すことができる乗務員も多い。現役客室乗務員が働いてみたい人気エアラインで、難関航空会社の一つである(だからプライドでツンケンしてるのか?)
・・・だそうです。
人的要因じゃないことについては、確かに良いと思う。座席で携帯が充電できたり、WI-Fiが使えるのは便利だけども、人的ストレスを受けると台無しだし、ボーイング777ってハイテクな代わりに荷物スペース狭いよう・・・。
ちなみに中国の領空ではWi-Fiが使えないので、関空~ドバイまでの11時間のフライト(帰りは8時間50分)のうち、半分は使えませんけどね!

あとエミレーツはUAEのドバイ本拠なので当然、遠距離はドバイでトランジットします。
ドバイの街に出ないなら、あの空港はイマイチですね。
広すぎていろいろ大変だし、やや古いためドバイの金満イメージを裏切るボロさが気になるし、あまりにも世界の各地からの多様な人で混み合っているために異文化交流の軋轢をトイレでもベンチでもどこでも感じる・・・。

同じ中東トランジットなら、カタール航空(ドーハ本拠)のほうが良いです。
最近新しい空港になったのでチョ~綺麗だし、まだ利用する人の多様性が少ないのでトランジットのストレスが少ないし、機体自体も最新で綺麗かつハイテク。
会社として五つ星の最高評価を得ている上、中東ベストキャビンクルー賞とかいうのも何回も取ってます。

ちなみに機内食は、エミレーツもカタールも日本人に好評な会社の一つです。
文句ないです。

イラン行きはどの航空会社であれ、遠くて、狭い機内に何時間も過ごすのが苦痛ってこと。
関空~ドバイ11時間、トランジット2時間10分、ドバイ~テヘラン2時間40分。
遠い。
小柄ですが、それでもエコノミーは狭い。つらい。
関空~ドバイのうち、気流が悪かったんで、8時間ばかり結構激しく飛行機が揺れ続け、まともにトイレにも行けず(揺れてると着席してベルトしないといけないので)、あまりにも揺れるためついに飛行機に酔う。
はじめて飛行機で酔いました。
しかも酔い止めを飲みたいので水がほしいが、揺れているのでドリンクサービスのクルーが通らないwww
エアコンでめっちゃ乾くしで、酔いに加え脱水で倒れるかと思いました。
さらには、朝11時頃にテヘラン着くので観光した後、夜10時の国内線でシラーズという街に機上の人となる・・・もうヘトヘト。
そしてこの強行軍に倒れた人がいました。

母です。

テヘランからシラーズに行く1時間半ほどのフライト(それ自体は短い)で、疲労・軽い脱水・暑さによるのぼせというか血流障害・気圧低下による急激な低血圧が重なったんだと思いますが、
「気分が悪い」
といってトイレに吐きに行く途中の通路で、バターンとみごとに貧血・低血圧状態で倒れまして、おなじツアー客以外は8割イラン人、少し中国人ビジネスマンという小さい飛行機の中を騒然とさせました・・・。
たしかに機内のエアコンが暑かった。ワタクシも暑さで気分は悪かった。
それ以上に酔い止めが効いて、ものすごく眠くて朦朧と・・・
しかし後方で騒然とし、クルーがダッシュしたので「あれは母だ!!」と瞬時に悟り、すぐさまシートベルトを外して席を立ち、後方へすっとんでいくワタクシ。
揺れてたのでベルトしてたし、ご飯がまだ片付いてなくトレーがあったし、眠くて朦朧としていたので、素早くは立てませんでしたが(・_・;)
すっ飛んできたクルーは英語が話せますが私は堪能ではないので、前方に通訳できるガイドがいる、と言ったのですけどクルーがガイドを呼びに前に行って連れて戻ってくる間、ペルシャ語と超なまりのある聞き取れない英語でやいやい話しかけられちょっと困るwwww
まあ親切なので嬉しいですが。
そして満席なのに倒れた母を横たえるべく、2名様を追い出す形になりその2名様はクルーの座席にw 私も付き添いとして、最前列の広めの席に移動して席替えです。
ものっそ楽、広いって良いわね~。
ただここで、着陸後に救急車を手配する、と言っているのが聞こえた(英語)。

だめーーーー!
ただの貧血ーーー!
運ばれたら明日観光できないじゃないかーーー!

すでに意識は取り戻している母もか細い声で「大丈夫、平気、横になれば問題ない」とモゴモゴいっているが、エンジン音にかき消されてまったく聞こえないwww
うまくない英語で全力でアンビュランスの手配を止めさせ(文法や動詞はわからないけど名詞の単語はわかるぞ!)、通訳からペルシャ語でもしっかりお願いしてもらいました。
着陸態勢になると、席を失ったクルーは、臨時の居場所?的な立ち席に行きました。あんな席があるのね・・・。

ちなみにこの国内線はイランの地元の航空会社で、「きいたことない会社だけど大丈夫か?」って思ってたんですけど、クルーは100%イラン人で(そらそうか)、さっきのエミレーツの2便とくらべてめちゃめちゃベルトやライフジャケットの使い方の説明がしっかりしている上に、態度がいいんですよ。
何かあってもこのクルーたちなら精一杯のことを誠実に全うしてくれそうだ、という感じがしました。
実際はともかくとしても、そういう気にさせるのって大事だと思います。乗ってる間の快適性や安心感が違うよね。
もたれたりしないし、自然な薄い笑みを絶やさないし、サービスの所作も普通(粗雑なエミレーツと違う)で、明らかにイラン人の顔をしてない客には堪能であまり訛のない英語で聞いてくれる。
女性が2人で男性が2人。
しかも、男性は顔の濃ゆい民族の中でも多分イケメン、濃すぎてようわからんけど。
女性の片方は美人、もうひとりがさらに超絶美人でしてね。
この美形たちが高慢さの欠片も見せずに、丁寧に接客するって最高じゃないっすか?イマイチなエミレーツクルーを長時間見た後だけに余計に感動する。
この奇跡のような超美人が、母が倒れた後に主に相手してくれて、もう間近でずっと顔を見つめてました。ホント美人。
化粧濃いけど。取ってもきっとすっげー美人。
母のおかげで、すっごい目の保養しました。

ちなみに母は、着陸後は自力で歩いて飛行機を降りられるまで回復しました。
一時的貧血にしたって回復が早かったな。
人騒がせだったけど、珍しい体験もできたし、よかったよかった☆


飛行機といえば、帰りのエミレーツはさらに態度の悪いクルーで、過去最も「だめだこりゃ」と思いました。
エミレーツ、もっと社員教育に力を入れるか、最初から人間的にデキた人を厳選して雇用して欲しいもんだよ。
まあ、クルーの国籍に由来する反日感情が原因なら、どうしようもないのかもしれませんが・・・壁にもたれるとかはそういうレベルのことじゃないしね。


なお、前の職業柄、反日の2国に住んだこともあり、そして大勢の親日国家の人と親しく話す機会もありなので、こういう「感情」に左右される局面が相当に多いことは分かっているんですけどね…。

日本人て「好き嫌いと義務や職責を全うすることは別」っていう社会通念が割と強いんですよね。
どこまで好き嫌いを持ち込むかは最終的には個人個人によるから、日本人でも好き嫌いを出したり、差別的な行動言動をすることも無いとは言わない。
ある。
とはいえ、パブリックな場面で露骨に好悪で態度を変えることは少ないし、態度に出しちゃうとしてもその変え方もわりと控えめなので、日本人の感覚でいると、外国人と接すると驚いちゃいます。
嫌われる方(反日)ばかり過敏になりがちですが、親日もあからさまだと驚く。
「私個人がいい人か悪い人かを見定めることもなく、日本人というだけでそんなにフレンドリーだったり優しくなったり融通きかせたりするのかい??日本人にだって嫌なやつも自己中なやつも大勢いるぞ?」
って、若い頃は思ってました。

でも人って結局そういうものなんですよね。
個人を知るには時間が掛かるものだから、まずは先入観が立つ。

嫌われるのも好かれるのも、過去の個人と国家の行いに原因がある。

あとに続く日本人のためにも、あまり評判を落とすような行為は控えて過ごさなくちゃ、と思うようになりました。
いい子ちゃんでいようとしてる訳じゃない。
べつにすごく善良で立派でなくてもいい。
ダメなことをしなければいいだけ。
と同時に、なるべく先入観でものを見て決めつけないようにしようとは思ってます。

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2016/12/19 (Mon)                  ものすっごいお久です イラン 1
もうね、あれです。
このブログの意義がわからない。

ほとんど自分の覚書程度なんですヨ。
それでいいって方だけ見てくださいm(__)m

長い夏の後、短い秋に一つも記事を書かないまま冬が来て・・・もう年の瀬。

誰にとっても「師走」=忙しいこの時期に、ワタクシ、旅に出まして。
戻ってくると12月がなかったぐらいの勢いで(・_・;)ほんと色々押し迫って、例年以上に忙しいよ~~~(涙)
8日間行ってました(12月の8日間は、8月の3週間ぐらいの重み)。
もうよほどのことがないと、12月に旅行にいくのはやめておこう、そう誓いました・・・。

行き先?
イランよ。

日本人にあんまり理解されてない(誤解があるというよりは単にイランについて知っていることが少ない)国なので、イランに行くんだというと
「大丈夫なの!?」
と驚かれまくる、と分かってたので、必要最低限な人にしか行き先を告げなかったのですがwww
無事に帰ってきたので盛大に言えます。

イランに行っていたのよ!!

まず、国内の治安はとてもいいです。
バッグの持ち方とか、お財布の管理とかは、日本で普通にウロウロするのと同じで大丈夫で、フランスやスペインみたいに「バッグは通りと反対側(壁側)で!」「カメラは首から下げないで!」みたいなことは全くありません。
ミラノみたいに斜めがけしたり、リュックを前で抱える必要もありません。
店でもらったお釣りを、店の外で財布にしまっても大丈夫。
むしろ東京・大阪・名古屋などの都会の、どんな人がいるかわからないような雑踏のほうがヤバイぐらいですね。
スリ・かっぱらい・ひったくりなどの軽犯罪がそんな風に日本並みなので、強盗や殺人などの重犯罪となるとさらに少なく、安全です。

難民は、たしかに居ます。
けど、IS絡みのシリア難民ではなく(存在はしますが)、多くがアフガニスタン難民でして、そのアフガニスタン難民もほとんど目につかなかった。
少なくともトルコのイスタンブールのほうがよほど難民アピールして施しを要求する人が多かったです(あっちは自称シリア難民)・・・とくにグランドバザールの前なんかは、10歩進む間に3人絡んでくるというぐらいの頻度でした。
本当に困ってる難民もいると思うのですが、「装ってる」人も相当数混ざってるはずで、見分けがつかないので、いずれにしてもすべて断ります。
そのときにですね~やっぱりトルコのほうが数倍しつこかったですね。
シリア難民がアフガニスタン難民よりしつこいのか、物乞いする土地がトルコかイランかで違うのか、それはわかりませんが、イランで乞うてきたのは8日間でわずか2人でして、拒否るとあっさり他に行きました。
相手にしてくれない人にしつこくしなくても恵んでくれる人が多いのか、そもそもそこまで熱心に乞わなくても実は何らかの保障があるのかわかりませんけども、とにかく、煩わされるほどの事ではなかったです。


イスラムの戒律関係が厳しいという噂を聞いて恐れてる人も多いと思いますが、そうですね~まあ多分、タブーだとされてることを侵す日本人は少ないと思うので、普通にしてれば問題なかろうと思います。
国の決まりで
・女性はスカーフで頭を隠す
・女性は長袖長ズボン(一部少数民族は長めスカートに黒タイツOK)
・女性はお尻の下までの、フィットしない上着
・男性も短パンはNG
・アルコールはNG
が外国人にも適用されるのでそれを守ってれば問題はないです。
夏は暑苦しいかと思いますが、冬なので問題ない。
スカーフだけはちょっとうざくて困りましたが、邪魔くさいだけですし、だんだんズレて取れちゃったらさりげなく直せばよく、取れないようにきっちりしてきゃダメ!!ってことはないです。
黒ずくめのアレを着てる女性は田舎には多く、大都会でも結構いますけど、着なくてもいい。
そして何より、サウジとかと違って、あの黒ずくめのでも顔は丸出しです。
むしろ髪の毛も服も見えないせいか、あの黒いの着てる人ほど、メイクすっげー濃くてセクシーですwww
ここぞと顔でアピってるんですね・・・実際、化粧品の売り上げすごいらしいです。

アルコールは、毎日酒がなきゃやってらんないわ、って人は数日の旅行でもキツイかな?w
ま、イラン国内では売ってないですから、飲みたくても飲めません。
恋しくって死にそうな人は、外国人ならOKって国に行くしかないですなw
ビールという名のノンアルコールビールが種類豊富ですが、味は似ても似つかない。
甘い人工の強炭酸飲料って感じで、正直、ジュースと思えばいいんですけど、食事には合わないと思った。
日本でも水でいいワタクシは、一日中水を飲んでました。

あとですね、宗教施設って装飾がきらびやかなので、中も見たいですよね。
結構「異教徒は中いれてくれない」「女性は中にいれてくれない」ってイスラム国家も多いんですが、イランはモスクも霊廟も神学校も、お祈り中でなかったら入っていいところがほとんどなので、むしろ柔軟だなあと思います。
で、女性専用の祈りの場に男性が入ること(見ること)はNGですが、逆に男性用の所に女性が入るのはだいたいOKなの。
日本の一部の宗教施設では「女は穢れているから」NGな所ありますが、イスラム圏で男女を分けてるのは穢れとあまり関係ないことが多いのでそうなるみたいです。

撮影も、ノーフラッシュならOKなことが多くて助かります。
そのへんは施設ごとにちゃんと明記されているので、それを都度都度確認して守っていれば、理不尽に怒られたり拘束されたりはないでしょう。
常識的なことですよねw

若い日本人は知らない人が多いと思いますが、イランはどっちかというと「親日」国家です。
そもそも1979年のイランイスラム革命までは超親米国家で、その時までは王政でもあったので、皇室のある日本とは親しくしていたし、イランでもその時代の記憶がある中高年の方が、単純な反米ではなく複雑な思いがあるらしいです。
ワタクシが世の道理を知り始める年頃にはイランは既に強烈な反米国家だったので、(いくら79年の革命まで親日だったとはいえ)アメリカの傘の下にいる日本人にはもっと冷淡なのかなと思っていたんですが、どっこいどっこい。
一般人のツアー客は中国系が圧倒的多数なのでどこにいってもチャイニーズ?って聞かれるんですけど、ジャポネ(なぜかフランス語で言うらしいw)というとすげー喜びます。
そして写真を一緒に撮りたがります。
まあ、チャイニーズが多いからこそジャポネと言うだけで希少動物的な価値があるのも理由ですが、革命前から親日だった名残でもあり、革命後も日章丸事件で好印象を持ち、さらには90年代に出稼ぎで来日したイラン人が多く(主に男性ですが)、当人が帰国していたりその家族や友人が話を聞いていたりで、なんか良い印象を持ってくれてるって感じでした。
さらに日本は(中国と違って)宗教的規範がある、と思われているのも大きいと思います。
もちろん日本はイスラム教国家ではないけども、「無宗教は動物と同じで、異教徒以下」という考え方の人々にとっては、中国人より日本人のほうが親しみを覚えるのでしょう。

ほかに「大丈夫なの?」に対する答えとしては、衛生面ですよね。
まず、概ねのイスラム教国家はイスラムの戒律故に、不衛生ではないのです。衛生を非常に重んじる宗教なのです。
その点では仏教文化を主としてきた日本と同じです。
国の地勢的条件やインフラの整備加減で、イスラム教国家の中でも衛生度には程度の差がありますが、イランはかなり衛生的な部類じゃないでしょうか。
すべてのイスラム教国を訪れたわけじゃないですが、行ったことのある4カ国の中では最高かも。

トイレなんぞ、ポットンがまず珍しいし(日本にもありますしね、ポットン自体は)、トイレのお掃除加減は日本より上です!!
どんな寂れた片田舎の、朽ちてる古臭いトイレでも、掃除は行き届いています!
日本のほうが、寂れたところのトイレはヤバイぞ。
そして、驚くことに大抵のトイレで、お湯が出ます。
日本的ウオシュレットはないんですけど(豪邸とかにはあるだろう)、ペーパーで拭かずに水で局部を洗い、手洗い場で手を石鹸で洗うというお国柄。
インドネシアとかだと水で局部を洗う、の「水」は、トイレ個室の隅にあるバケツのようなもの=誰が手突っ込んだか定かでない溜めた水ですが、イランは100%、ホースから出るキレイな水です。
というか冬はそれはお湯なんですよね。
そらそうだ、冷静に考えたら、あれがお湯でなかったら痔になるわ(12月の最低気温はどの町でもマイナスです、少なくとも大阪よりは朝晩は寒いです)。
で、そこにお湯出る構造ならば、手を洗うところもお湯が引いてあるわけで、わりかししょぼいトイレでもお湯でびっくりした(゚д゚)!
手を洗う時に「冷たいなあヤダなあ」って日本で思うあれがほとんどなかった、幸せ。
あれはイスラム教国家の中では冬が寒い国だってことと、産油国だから水を湯にするエネルギー価格が安いってことかもしれません・・・。

ホースの水(湯)で局部が濡れるから、ペーパーも結構ありますし日本のダブルロールの2倍ぐらいの厚みww 吸水性ないとね!
人がめったにこなさそうなさびれたトイレだと、お湯は出てもペーパーがない場合が結構あったけど。
てか、ペーパーないとこで用を足したイラン人は、濡れた肌はどうするんだろう。みんなティッシュは携行してるのかも?
ま、ペーパーさえ持っていれば問題のない国です。衛生的です。
ただ和式なので、しゃがめない人はウエスタンスタイルを探すのに苦労するし、あってもやっぱりお尻つけて座るスタイルの都合でよごれがちですね。

生野菜、食べれます。
絶対にフレッシュな近郊農家のとれたてですね。どの街でもそうだと思う。
パリッとしててイキイキしてます。
日本の都会より美味しいと断言できる。

水道水も飲めるらしいです。
シャワーや歯磨きした感じでは、イスファハンという町でやや濁ってる?って気がした(それもへんな味やニオイはしなかった)以外、完璧に透明でしたし、髪も全くバリバリになりませんでした。
ワタクシ、23年前にロンドンのホテルで腹を下して帰れなくなるピンチにあったので、水は念には念を入れてペットボトルのしか飲みませんでしたが。
あ、イランで売ってる水は、六甲のおいしい水あるいはエビアン的な「ザグロス山脈の湧き水」が多かったです。
軟水で美味しいので、飲み水ぐらい買ったってよかろ・・・。

ただ、埃っぽいです。
衛生がどうとかじゃなくて、乾燥性気候で、かつ、国土の真ん中に砂漠を抱えているためです。
湿度が低いと埃は地に落ちずに舞うし、砂漠に近い都市ではどうしても空気が砂っぽくなる。
とはいえ工業国家ではなく産油国なので、工業地帯に住む私が自宅から毎日見てるような、煙を吐く煙突の森みたいなのは見かけずで、そりゃ国土の中にはそういう場所もあるんでしょうけど、「太平洋ベルト」みたいに多くはないんだろうなあ、という印象で、科学汚染物質は少ないのかな?
ま、車は汚く古く、車検とか日本ほどキチッとしてなさそうなので、排ガスは日本よりヤバイかもしれません。

あとなにが大丈夫かっていうと、食事か~。
とにかく衛生的ですし、野菜(トマト、ピーマン、玉ねぎ、キャベツ、レタスしか生で出なかった)と果物(オレンジ、温州みかん、マンゴー)はフレッシュで、それを洗う水も前記のように綺麗。
浄水場はレベル高い国なので、安心ですよね。
どっちかといえばスパイシーなものが多いですが、韓国などの唐辛子大好き国家で無理して食べて慣れない腹がびっくりして下す、って系統の味ではない。
でも何度か食べすぎてしまい、なのにバス移動が多くて運動量も足りなければ姿勢も腹を曲げて、ってせいで、胃薬は何度か飲みましたけどもね。
肉はおもに牛ですが、ときどき羊。
羊肉は超苦手なので、その回は残す。すると次の回で羊でない場合、食べ過ぎるwww
あと、ツアー仲間で、アイス食べすぎて腹を壊した人がいました。
冬なんだから普通に冷えるってば。
サフランアイスとかあって、ほんのり花の香がして美味しかったのは確かです。
あとは好き嫌いのレベルですね。

のっぴきならなく体調悪くなった場合は、勿論旅行中であっても現地で医者にかかるわけですが、その時を想定した場合、イランはかなり条件のいい国です。
医療の発達した国家なんですよ。
その点でも安心ですね。
ワタクシがイランで医療機関にお世話になったことはないので聞いた話ですけど、イランが周辺諸国の中で抜群に医療が進んでいるというのは有名な話で、クウエートやヨルダンなど近隣の国の裕福な方々は治療を受けにわざわざイランに来るとか。
「そりゃ大都市の超すごい病院だけでしょ」と思ったら間違い。
そういう腕のいい医者を複数排出するということは、イランの大学の医学部が優れているということなので、そこそこのクリニックでもまあまあの医者が居ますよ。
日本は最低6年かけて医者になりますが、イランは7年かけるそうです。
(余談:美容整形は日本より一般的です。韓国やベネズエラほどではないかもしれませんが)

この目で見た感じでは、ファーマシー(薬局薬店)がすごく少なかった。
最貧国級を除くと、ファーマシーの多い国は、医療が発達してないか、していても一般国民が簡単な不調程度は行きづらい社会体制であるか、のどちらかです。
たとえばアメリカなどはファーマシーすごく多いし扱う薬もサプリも充実していますが・・・医療レベルは高いですが、安易に掛かれる体制じゃないですよね。





2013/03/09 (Sat)                  新装開店!
以前ここにありました某ガーデニングブログは、閉じさせていただきました。
ご愛読ありがとうございました。

今後、ドラクエ10のまったりつぶやき日記としてやっていく所存です。
どうぞよろしくお願いいたします。
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